真夏の危険地帯41

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「冷たい! 元気! もし俺の乗った飛行機が落っこちたら、これが最後の元気の声だってのに!」
「てめぇ、けったくそわりぃこと言ってないで、ちゃっちゃと仕事して、とっとと帰ってこい! このドアホ!!」
 また少し間があった。
「俺、泣きそう。やっぱ、元気も俺がいないと寂しい? な、そうだろ? 俺ばっか元気のこと好きすぎて」
 まあ、女がほっとかなくても、みっちゃんの言うような杞憂は今のところなさそうだが。
「あ、ああ、もう、俺、ダメだ。また元気のこと、欲しくなっちまったぁ! な、な、元気、エロい声、聞かせて……」
「勝手にサカってろ! 酔っ払い!」
「え、元……」
 アホ面で携帯を握りしめている豪が目に見えるようで、元気は苦笑した。


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