みんな、はっぴぃ!15

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「幼稚園が小学校に戻った気分」
「こんなの久しぶりって感じ」
 女の子たちが楽しそうに話している。
 さやかは小林に興味を持ったようで、しきりと話しかける。
「良太の友達です」
「あらそ? モデルさんかしら?」
「いえ、物書きです」
「まあ。もったいない」
 その時、インターホンが鳴った。
 戻ってきた悠が応対すると、「間に合った? 早く開けて」と、画面の中の女が喚く。
「誰だ? あんた」
 悠はつっけんどんに聞き返す。
 予定していたメンバーはもうみんな来ているはずだ。
「げ、アスカさん!」
 聞き覚えのある声に、良太が声を上げる。
「え? アスカさん? 悠ちゃん、開けてやって」
 藤堂が悠を促す。眉をひそめつつ、悠はロックを解除する。
「なあに? 誰よ、さっきの! 良太、あたしがくるって言ってくれてなかったの?」
 現れるなり、良太にくってかかる。
「ごめん、だって、沖縄ロケは?」
「昨日で終わったのよ。さっき着いたから、間に合うと思って飛んできたのに」
「悪い悪い、アスカさん、美女は何人でも大歓迎だよ」
「メリークリスマス! 藤堂さん」
 アスカは藤堂に抱きついた。
 それを目の当たりにした悠は固まってしまう。
「きいへん、言うたやんか、良太…」
「そんなこと言ったって…」
 こそこそ言い合う小林と良太を見つけたアスカが叫ぶ。
「やだ、何で、ユキがいるのよ!!」
「いや、藤堂さんに誘われて…」
「もう、すっごい久しぶりじゃない。メリークリスマス!」
 次には小林に抱きつくアスカを見て、悠は、誰にでもそうなのだ、とは思うのだが。
 女優まで現れるなんて聞いていなかった。
 それは高津や悦子にしても同じことで、「びっくり、本物」と唖然としてアスカを見つめる。
 続いてまた鳴ったインターホンに、今度は藤堂が応対する。
「ちっす、飛び入り参加、OK? 藤堂さん」
「おや、ああ、どうぞ、今開けるよ」
 またしても聞き覚えのある声に良太が振り返る。
「小笠原くん、呼んだの? 良太ちゃん」
「うっそ、何であいつが!」


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