ひまわり 11

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 将清が来いと言えば行ったし、やろうと言えばやった、そんな感じでずっときたのだ。
「俺は、将清と行動するのが精一杯だったけど、あいつは余裕でたくさんの女の子と付き合ってた。俺にはそんな余裕なかった」
「何、将清と友達やってきたこと、後悔してるとか?」
「そんなんじゃ……いや、ある意味、そうかもな。要はさ、平々凡々な人間が、抜きんでた人間と背伸びしながら付き合ってた、そういうこと。だから、ここいらへんで、分相応の生き方に軌道修正した方がいいかなって思ってさ」
 元気はしかし納得行かないという顔で酒を口にする。
「お前ははっきり言って何か買い被ってるよ。つまりな、俺なんか、こう見えても裡々ではすんげぇ葛藤があったりするわけやね? わかる?」
 いつになく神妙な顔で元気が言う。
「そいでもって、へらへらやってるように見えて、将清なんかも色々悩んでるんかもしれないって」
「まあ、多少は悩みもあるかもな、あいつにも」
 優作は調子にのって飲みすぎたらしく、それからの記憶はない。


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