花びらながれ15

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 頭を切り替えて、良太はアスカたちを出迎えた。
「竹野? そりゃ、わからないでもないわね」
 口を尖らせながら、アスカは言った。
「竹野なんかと一緒にやりたいなんて誰が思う? だいたい、何で竹野なんか使うかな」
「設定が十八歳の女子高生からですからね、ちょっと君には難しいだろう」
 秋山が口を挟む。
「わかってるわよ。どうせ、年齢的に可能だったとしても毒を吐くぞって顔の私じゃダメだっていうんでしょ? 竹野みたい、清純そうで実は毒吐きますみたいなんじゃないと」
「アスカさん、すんごい洞察力」
 良太が思わず口にすると、「何よ、ちょっとは否定したどうなのよ」と食って掛かる。
「とにかく、アスカさん、やるのか、やらないのか? スケジュール調整の関係があるから早いとこ結論出してもらわないと」
 秋山が冷静にアスカを諭す。
「わかったわよ、良太の頼みじゃね、工藤さんだったらもうひとひねりしないとだけどさ。けど、なあに、ひとみさんの同僚って、せめて後輩にしてよね」
「そこは坂口さんに頼んでみます。ありがとうございます」
 良太はほっとしてアスカに頭を下げた。
「やあね、仰々しいことしないでよ、良太ったら」
 いや、一つでも難題が片付いたことには感謝の言葉しかない。
 アスカたちが帰ってから谷川と一緒にやってきた奈々の方は、すぐにいいよとOKが出た。
 奈々の方は竹野の同級生という役だから、竹野に絡むことが多々あるかも知れない。
「うん、まあ、大丈夫だよ」

 


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