清風 43

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 そんなことだったとは。
『夕べはさすがに邪魔しちゃ悪いと思ってさ。で、仲直りできた?』
 勝手に手を組みやがって!
「悪い、また、電話する……」
 恥ずかしいやら、腹が立つやらで頭が沸騰しそうだ。
 まあ、でも、手回しよすぎではあるものの、工藤が、ナータンのことをちゃんと考えてくれた、というのだけは、評価してやってもいいかもしれない、と、良太は心の中で不遜に呟いたのだった。
 


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